Atelier Pomme
Atelier pomme (アトリエポム)とは
福島を拠点に、“臨床美術”をベースにした出張型の美術創作アトリエです。認知症の予防をはじめ、地域のコミュニティづくりや子どもの感性を育む心育てをサポートしています。
A workshop atelier creating art based on “clinical art” in Fukushima prefecture.
We provide programs for people in any ages helping prevent dementia, develop of local communities, nurture children’s sensibility, etc.
"pomme ポム" 名前の由来
pommeはフランス語でリンゴの意味です。名前をリンゴにした由来は、いくつかあるのですが…約20年前、臨床美術の体験会に参加したとき、臨床美術の代表的なアートプログラム「りんごの量感画」を体験しました。その時の驚きと感動を、名前を見るたびに思い出せるようにという意味が込められています。また、福島ではリンゴがとても身近な果物です。とくに青りんごの「王林」は、福島がふるさと。その当時、りんごの栽培は大変難しいものでしたが、今では全国にひろがり、たくさんの人を笑顔にしています。たくさんの方が、ポムのアートで元気になっていけるよう思いも込めました。
Atelier pommeが大切にしていること
ただ単に絵を描くだけではなく、そこに流れる時間や空間、こころ豊かな感性を大切にしています。作品に対して上手下手という価値観ではなく、みんな違ってあたりまえ。だからこそ面白くて楽しい。という感じ方を大切にしています。鑑賞会では、お互いの作品の良さを語り合い、さまざまな感情に寄り添い、理解し合える空間を大切にしています。
臨床美術のプロモーション動画です。キャスター/ジャーナリストの安藤優子さんがナビゲート。臨床美術の魅力をご自身の経験も交えながらご紹介くださっています。5分ほどの動画ですので、ぜひご覧ください。
「臨床美術」制作の流れ
1.導入:作品に対する思いを深めるために、描く対象の背景をお伝えしたり、実際のモチーフを手に取ったり、香りを嗅いだりしながら感じてみます。本制作で使う画材の練習もするので、はじめて使う画材も安心して扱うことができます。
2.本制作:小さなステップをふみながら、講師と一緒にゆっくりすすめてまいります。
3.鑑賞会:作られた作品を全員で鑑賞します。良い悪い、上手下手などの価値観から離れ、個性豊かな作品を味わう鑑賞会。交流が深まる楽しい時間です。
『臨床美術』および『臨床美術士』は、日本におけるTOPPAN芸造研株式会社の登録商標です。